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閑話及第-581

閑話及第--ハノイでの米朝首脳会談はそれ自体が孤立して行われたものではないのです。物別れになって生じた波及効果は他の事案やこの地域における当事者にも影響を与え始めているのでしょうね。一番衝撃を受けた韓国は米朝首脳による(非核化)交渉が進むことで南北朝鮮の協力、朝鮮半島の平和、それによって恩恵を受ける経済的利益を期待してきたからですね。全部遠のきました。加えて、文タヌキ大統領として米朝間の仲介役を自負してきた義務感もあって、再び仲介役を演じようとするでしょうが、その役目と期待は韓国の手から離れていますよね。この機に乗じて仲介役を演ずるのは中国です。ハノイ会談は中国にこの地域での影響力を強める絶好のチャンスとなりました。ここで韓国と中国との仲介役を買って出てアメリカに伝えることになるでしょうね。                            文タヌキ大統領は、4月のトランプ大統領との会談で、米朝首脳間の交渉を何とか再開させるために自分に仲介役を引き続きやらせてほしい、と絶対に持ちかけるでしょう。トランプ大統領の本心は、もうお前には頼みたくない。俺はビジネスマンだ。成果の上がらない取引には興味はないし、どちらの味方か分からないお前さんなんぞは、『You fire!』(お前は首だ!)と言いたいのです。外交儀礼的にトランプ大統領は『よろしく』とは言うでしょうね。文タヌキ大統領はそれを誇張して発表するでしょうね。目に見えていますよ。内憂外患のタヌキ大統領にとっては米朝関係の仲介役を続けられるか否かは、政権運営には不可欠なのですからね。北朝鮮の非核化と南北朝鮮和解促進こそが文在寅大統領の命綱ですから。結論はひとつです。韓国に仲介役はできません。アメリカの信用を完全に失っているからです。北朝鮮にあまりにものめり込みすぎたためです。                              アメリカは韓国が対北朝鮮制裁の免除や緩和を呼びかけたり、北朝鮮の人権問題を放置していることについて批判しています。そして、真実を隠し、現実から顔を背けて、小細工ばかりしているようでは最終的には韓国は誰からも信頼されなくなり、その結果、米朝間の『仲裁者』『促進者』どころか、単なる『見物人』になりかねない状況に追い込まれているのが現実なのです。                          
加えて言うと、アメリカ人のビジネスパーソンのトランプさんは外交音痴だが、商売上手なビジネスマンのトランプ氏だからこそ利害の絡む日韓同士の喧嘩に割って入るようなことはしないのです。日本人にしてみれば、安倍晋三首相との個人的な関係も深いトランプ大統領に、安倍とうまくやってくれよと文タヌキ大統領をたしなめてもらいたいと考えても、それは絶対にないですね。
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