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閑話及第-756

閑話及第--世界中でグローバル主義の開設や議論が盛んです。グローバル主義とは、一部の人が「新自由主義」と言う経済だけの話ではありません。人間は皆、グローバルな責任を負い、推進すべき共通の利益があるという意味ですね。責務を果たし、共通の利益を進める基本的単位は国民国家というのです。ところが、私たちはこれをはるかに超えた立場での行動を要求されているのです。
つまり、人間全体として考える必要があるという認識が広がっているのです。まるで、人間が宇宙について500年の歳月をかけて進めてきた探索と科学的発展の結果がもたらって考え方です。人は皆、互いに密につながっており、複雑な生態系の一部をなすのです。人間は太陽系の中で唯一、生命体を抱える地球という惑星を共有しているのですつまり、地球全体という発想がなければ、もはややっていくことはできない世界になっています。しかし、こうしたグローバル主義は課題もあります。            
その問題は、人は政治的にいずれかの国に属している事実です。どの国家も、その国のアイデンティティーと国民としての意識を生み出すことで機能しています。この2つは国家、特に民主主義国家が円滑に機能するには必要です。そして各国同士の協力も、それぞれの政府がきちんと機能し、自国民の納得を得られているかどうかによって左右されるのです。国際協力の政策もその国民にとって意味のあるものかという観点から判断される必要があります。グローバル化を進める上で最も重要な移民問題は、国際的には進めた方がよくても、国内の支持が得られないとうまくいかない例です。その国に誰が暮らしてよいのかという決定権は主権の根本的要素だからです。

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