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閑話及第-597

閑話及第-フランスのマクロン大統領はEU首脳会議後「欧州がナイーブな時代は終わった」と語り、対中政策を軌道修正する考えを示しました。これまでのようにEU加盟国が個別に中国と交渉するのではなく、EU共通の戦略が必要だと強調しました。EUは中国の市場開放は不十分とみていて、中国側に是正を促していくとのことです。                      ドイツのメルケル首相も中国はパートナーでもあるものの、政治システムの異なる競争相手でもあると述べて、相互性が重要だと繰り返しています。つまり、片方の利益を得るような偏った関係は受け入れられないという認識を示したのす。 欧州は巨大な中国市場を重視して、経済で良好な関係を築こうとしていました。しかし、中国企業が欧州で企業買収などを進める一方、欧州企業には同じことが中国で認められないため、技術の強制移転などを迫られている不満が高まっていました。欧州委員会は市場開放やEUの投資審査の強化などを盛り込んだ10項目の行動計画を提案。警戒をあらわにしていました。問題は欧州が一枚岩でまとまれるかどうかです。中東欧16カ国は中国と定例の首脳会議「16プラス1」を開いていて、インフラ整備などで中国への依存度が高まっています。ポイントはヨーロッパが一枚岩になれるか、また、中国の作戦により個別交渉で押しきられて、多額の投資をうけたりして債務国になりさがるかどうかのところです。
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