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閑話及第-614

閑話及第--令和が始まりました。平成の反省と教訓から好い時代にしたいと思っているのが大半の方々です。本当はもっとさかのぼって昭和の時代に光を当てたいです。先の戦争では、日本人だけで約310万人が死にました。この戦争に日本が走った過程についても研究は進んで通説が覆されています。日本は1930年代、地方の農村が困窮し、この危機を克服するため、経済権益を求めて中国に侵攻したという学説が戦後の定説であることは学校で習いました。しかし、日中が全面戦争に入った37年ごろは日本の経済は絶好調であり、38年も好況に沸いていました。日本の貧しさが日中戦争の原因ではないというのが近年、ほぼ共有されている学説なのです。戦争に国民が抵抗しなかったのは、軍部に強制されたからだとされていました。それよりも、アメリカや中国への敵がい心からメディアや国民が戦争を積極的に支持するとともに、戦時体制下で進められた健康保険制度の創設や小作農保護などの平等政策が、国民に歓迎されていたことが大きな理由であるたことが、近年の研究ではっきりしてきたそうです。
歴史の事実や解釈から私たちはどれくらい吸い上げ、今後の教訓に反映させているでしょうね。まったくお寒い状態と言わざるを得ないですね。                   戦略や政策に歴史を生かす姿勢が政治家や官僚になければいけないです。アメリカの国防総省には「歴史局」と呼ばれる組織があります。同省当局者によると、日ごろから戦史や過去の失敗を研究し、軍首脳に助言するのが役割です。重大な決断に際し、国防長官が歴史家の意見を仰ぐケースもあるくらいです。中国も共産党が巨額の予算を投じて近現代史を研究して、賛否はとにかく戦略に生かすとともに、世界に発信しています。日本は反省したサルのような態度を示すことで他社の理解を得られると考えていますがそれは違います。発信がない態度は無意味です。愚者は自分の経験に学び、賢者は歴史に学ぶと言ったビスマルクが残した有名なことばの通り日本が何を学んだかを声高に伝えないといけません。これを実行するには、最新の史実や歴史の解釈を知っていることが前提なのです。事実に基づいた解釈の違いを議論したいものです。平成のような惰性の日地任せの時代は続きませんね。
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