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閑話及第-821

閑話及第--米英の革新左派は、個人の平等な権利を強く主張するリベラルから特定集団の権利を重視する非リベラルへと変質しました。こうした変化の原動力は社会正義実現のための努力として称賛すべきですが、もたらされた様々な事態は問題がないわけではないでしょう。                 
あのハーバード大学でさえも、アフリカ系やヒスパニック系、卒業生の子弟など優先順位が高い集団からより不特定多数の学生を一般から入学させている、と主張しています。一方でたとえ人種差別だと認定されても、それはキャンパスの多様性を高めるという善良な動機による、と言うのです。問題は、ある集団を優遇しようとすれば、理論的には必ず別の集団を差別せざるを得ないということです                  
本来、個人は様々なアイデンティティーを持ちます。その個人をある集団を代表する存在として扱うと、組織はややこしくなります。人を階級、国、民族などの集団の典型に落とし込むことなく、それぞれがアイデンティティーを持った個人として認める器量がるかどうかにかかっていますね
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